落ち込む私にレズビアンである事を告白してくれた彼女

落ち込む私にレズビアンである事を告白してくれた彼女

私は大学生の時、写真サークルで一緒であった女性に恋心を抱きました。撮影行に出かける時も、活発ですがすがしい印象の彼女が、次第に輝いて見えるようになりました。

 

皆でワイワイと過ごす事が多く、彼女に付き合って欲しいと告白するチャンスが巡って来ませんでした。そんなある日、サークル活動の後、皆でお茶をしていると、一人また一人とアルバイトや用事があると言って先に帰って行き、とうとう彼女と私の2人が残されました。

 

これはチャンスだと、私は彼女に付き合って欲しいと告白しました。すると彼女は、今までの良いお友達でいましょうよと、拒みました。私はがっかりしてひどく落ち込みました。

 

それからは、何となく拒まれた彼女の姿を見るのが辛くて、サークルもサボりがちになって行きました。そんなある日、偶然にキャンパスで彼女に会いました。

 

彼女は私を喫茶店に誘い、私が特に嫌いで付き合いを断ったのではなく、彼女は男性を愛せないのだと告白しました。私は一瞬頭が真っ白になりました。彼女はいわゆるレズビアンだったのです。

 

少し我に返った私は、ひどく落ち込みサークルにも顔を出さなくなった私を気遣い、言いたくなかったであろう事を告白してくれた優しさに感謝しました。

 

彼女は、自分の事をレズでなく、ビアンと言っていました。H ビデをなどでレズ物などと呼ばれているのが我慢できなくあえてビアンを使っているようです。彼女は少し活発なタイプだとは思っていましたが、特にフェミニズムでもなく、ごく普通です。

 

私には理解できない事ですが、特に軽蔑したり、好奇に吹聴する事でもないと思います。彼女の告白によって吹っ切れた私は、再びサークルに出席し、彼女とも友人として楽しく過ごしました。

 

卒業後、彼女に会う機会もなく、レズビアンの言葉を聞くと、彼女は元気に、幸せでいるだろうかと思い出します。

 

 

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